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コミック版日本の歴史『戦国人物伝 立花宗茂』刊行のお知らせ!!

 平成31年(2019)2月中旬、株式会社ポプラ社より、加来が企画・構成・監修いたしました、コミック版日本の歴史シリーズの第68巻『戦国人物伝 立花宗茂』が、いよいよ刊行となります。

 作画は、コミック版日本の歴史シリーズでおなじみの中島健志先生であり、同シリーズにおいて最も多くの作品を手掛けてくださっております。原作は、加来とは切っても切れない名コンビの、静霞薫(しずか かおる)先生です。

 豊後国(大分県)で生まれた立花宗茂は、実父・養父ともに名高い武将を父に持ち、文武両道に秀でた青年として成長します。九州三大勢力の一(いつ)である大友宗麟(そうりん/豊後国・大友氏当主)、豊臣秀吉・秀頼らに仕えて、次々と戦果をあげた宗茂は、徳川四天王のひとりである「東」の本多忠勝と並び、「西国無双」と称せられるほどでした。
 関ヶ原の合戦においては、石田三成率いる西軍に属し、獅子奮迅の活躍をして、自らの参加した大津城攻めでは勝利したものの、関ヶ原本戦での西軍の敗北によって、改易されることとなります。
 その後は、苦しい暮らしを強いられますが、本多忠勝の仲介もあり、宗茂は徳川家康に仕えることとなりました。大坂の陣での活躍などもあって、ついに宗茂は、旧領である柳河藩の大名として復帰を果たしました。関ヶ原の合戦での改易後、旧領において大名として復帰したのは、宗茂ただひとりとされております。
 並いる戦国武将の中で、生涯にわたり一度も敗れたことがなく、その武勇と人柄によって、当時も今も人々を魅了し続けているのが、立花宗茂なのです。

 なお、コミック版日本の歴史シリーズにおきましては、上記の九州三大勢力のうち、宗茂の主君であった『大友宗麟』も来たる4月に、ついに刊行決定! 『龍造寺隆信』は6月に刊行予定となっております。『島津義弘』につきましては、既に刊行されております。また、宗茂が仕えた『豊臣秀吉』『徳川家康』『徳川家光』をはじめ、戦国時代関連のタイトルもすでに多数ご用意しておりますので、併読を賜われればなお、ありがたく存じます。
 お子さまはもとより、お子さまをお持ちの保護者の方、社会人の方も、歴史が好きな方であればどなたでも楽しんでいただけますので、ぜひ、お手に取ってご一読いただけますと幸いです。

【ポプラ社 コミック版日本の歴史『戦国人物伝 立花宗茂』】


                 (平成31年2月8日 加来耕三事務所 岡本あゆ美)

 

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