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歴史に学び、未来を読む

今だからこそ学びたい『幕末維新の師弟学』が令和3年1月に刊行!!

「守・破・離」という、学びの基本が語られなくって久しい日本――。
 しかし、150余年前に、明治維新を成し遂げた日本人、あるいは日本を変えようと奮闘した江戸後期から明治にかけての、歴史上の人物は、いまのようにインターネットなどの便利なツールのない中、それこそ必死に学んで自らを高め、日本の尊厳を守りました。
 そこには、現代の日本ではあまり見られなくなった、師と弟子の〝邂逅〟(かいこう・運命的な出会い)、一対一の、個対個の親身の関係が、重きをなしていたのです。
 こうした先人たちの学びの基本を、私たちは改めて見直すべきときに来ているのではないでしょうか。

 ――その思いを込めて、加来がこのたび上梓しましたのが、淡交社から1月18日(月)に発売予定の、『幕末維新の師弟学出会いが生んだ近代日本』です。

 刊行元である淡交社の紹介文によりますと、
「幕末維新から明治期に活躍した人物は、どのような師につき、どのような教育を受けたのか? 残された彼らの逸話や行動から見えてくる〝師匠と弟子とのかかわり〟から近代日本の歴史を探ります。偉大な人格との邂逅(出会い、めぐりあい)、または師匠が発した言葉や行動、私塾・藩校など当時の教育の内容や様子、教育より生まれた人的な交流・人脈が、新国家建設にどのように作用したのか? を検証します」
 とあります。

 いつの時代になっても、人間の生きる基本である〝学び〟は、一対一の関係が基本であることに変わりはありません。
 本質的には、師との〝邂逅〟――すなわち、与えられたものではなく、自らが課題をもって師を求めることこそが、その大きな第一歩、否、もっとも重要なことではないでしょうか。
 コロナ禍の中、先行き不透明な時代に、立ちつくし、これからどうすればいいのかわからない方は、まず道を示してくれる〝師〟を捜すことです。
 皆さまぜひ、その参考に本書をお読みくださいませ。

【幕末維新の師弟学 出会いが生んだ近代日本】

(令和2年12月25日 加来耕三事務所 髙井岳)

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