前年度まで、加来がお仕事をご一緒させていただいておりました、ライターの水谷俊樹氏と、時代考証家・歴史家の井手窪剛(いでくぼ・ごう)氏(ペンネーム:久山登)のお二方が、監修を務めていらっしゃる人気コミック『フォーロン・ホープ 〜警視庁抜刀隊戦記〜』(小学館)を、本日はご紹介させていただきます。原作は井出圭亮氏、作画は TAKUMIサメ男 氏です。

本作の内容は、第1巻の帯によりますと、
「石動拓磨(いするぎ たくま)は邏卒(ポリス)として、市民の生活を守りながら明治の世を生きていた。新時代で職務に励む彼だったが、その胸中には常に、幕末の戦場で出会った最上礼仁郎(もがみ れいじろう)がいた。動乱の世と刀への憧憬が忘れられない拓磨は、礼仁郎との再会をきっかけに「抜刀隊」として、再び死戦に赴くことになるのであったーー。明治の世を刀で斬り拓く青春群像活劇、開幕!!」
と紹介されておりました。作中には、加来が昨年『川路利良(かわじ・としよし) 日本警察をつくった明治の巨人』(中央公論新社)で評伝を書かせていただきました川路利良や、ロングランでご好評をいただきました『不敗の宰相 大久保利通』(講談社)で論じた大久保利通のほか、幕末明治期の公家・岩倉具視(いわくら・ともみ)、同時代に活躍した佐賀藩士・江藤新平(えとう・しんぺい)、〝人斬り半次郎〟と恐れられた薩摩藩士・桐野利秋(きりの・としあき)など、日本史上の著名な人物が数多く出てきます。

『フォーロン・ホープ 〜警視庁抜刀隊戦記〜』は、迫力とスピード感が満点の青春群像時代劇ですので、歴史ファンはもとより、幅広い世代の皆さまにお楽しみいただけるのではないかと思います。1巻はwebにて無料でお読みいただけますので、ぜひ、下記よりご覧いただければ幸いです。
『フォーロン・ホープ 〜警視庁抜刀隊戦記〜』https://viewer.heros-web.com/episode/316112896954872927
このほかにも、水谷氏と井手窪氏は、『太陽と月の鋼』(小学館)、『フールナイト』(小学館)の監修にも携わっておられます。いずれも試し読みができますので、のぞいてみていただければと存じます。
『太陽と月の鋼』https://shogakukan-comic.jp/book-series?cd=49720
『フールナイト』https://shogakukan-comic.jp/book-series?cd=50111
加来と事務所スタッフ一同、お二方の今後ますますのご活躍を、心よりお祈りしております。
*****
水谷氏へのお仕事のご依頼はこちらから(歴史ジャンルの原稿執筆、歴史漫画の監修ほか) https://note.com/toshi_mizu249/n/n42c54a6bf58d
井手窪氏へのお仕事のご依頼はこちらから(時代考証、歴史番組への出演・監修、講演ほか) https://www.sankeipro.co.jp/talent/profile/idekubo-go/
(令和7年2月26日 加来耕三事務所 岡本あゆ美)