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福岡県北九州市の「火野葦平資料館」に行ってまいりました!!

 加来は先日、講演のために福岡県北九州市を訪れる機会がございまして、そのおりに、火野葦平(ひの あしへい)資料館を見学してまいりました。

 北九州市出身の火野葦平(明治39年〈1906〉生まれ)は、故郷と河童をこよなく愛した小説家として、広く知られています。地方からの応募ではじめての受賞となった、第6回芥川賞『糞尿譚』をはじめ、受賞がきっかけで配属された軍報道部時代に執筆した兵隊三部作『麦と兵隊』『土と兵隊』『花と兵隊』、北九州を舞台とした『花と龍』など、数多くの作品を生み出し、国民作家として脚光を浴びました。
 昭和35年(1960)に、火野葦平は北九州市・河伯洞の書斎で、自ら命を絶ってしまいましたが、その作品群は今も、人々に愛され続けています。

火野葦平資料館『花と龍』
火野葦平『花と龍』

 なお、加来は先般、上記『花と龍』の新聞連載時の挿画170枚ほどを、不思議なご縁で入手いたしました。この挿画を担当されたのは、「民家の向井」と呼ばれた向井潤吉先生。戦前から戦後にかけて活躍され、40年以上にわたって、日本全国を旅しながら古い民家の絵を描き続けた画家です。
 今回、加来が入手した原画は、あまりに貴重で高価なものですので、1枚1枚、慎重に拝見いたしましたところ、民家や美しい自然などが繊細に表現されており、時が経つのを忘れて見入ってしまいました。また、それぞれの登場人物についても活き活きと描かれており、時代の呼吸、人々の表情や心情、声などが伝わってくるかのようでした。

 こうしたご縁もあり、加来はこの度、火野葦平資料館を訪問させていただきました。館内を拝見した加来は、「令和」を迎えた今日、『花と龍』に描かれた沖仲仕たちの生き方には、改めて学ぶことが多い、とくり返し申しておりました。加来は現在、『革命前後』(上下巻・社会批評社)を書庫から引っ張り出して、懸命に拝読いたしております。
 来年は、火野葦平没後60周年ともなりますので、火野葦平ファンの皆さま、北九州の近代史に関心をお持ちの方、ご旅行で北九州を訪れる機会のある方、また、お近くにお住いの皆さまにおかれましても、ぜひ足を運んでみられてはいかがでしょうか。

【北九州市 公式ホームページ】

                 (令和元年6月11日 加来耕三事務所 岡本あゆ美)

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