宝塚クリエイティブアーツが発行する月刊誌『歌劇』2021年9月号に、加来のインタビューを掲載していただきました。
歴史家である加来が、宝塚歌劇団の雑誌からのインタビュー取材を受けさせていただく、というのは、あまりぴんと来ない方も多くいらっしゃることと存じます。が、実はご依頼は今回が初めてではありませんでした。
『歌劇』には、「ワールドワイド オブ タカラヅカ」というコーナーがございまして、宝塚歌劇で上演される作品について、そのモデルとなっている国々や時代背景、歴史的人物などにスポットをあて、専門家へのインタビューや寄稿なども織り交ぜながら紹介する、という趣旨の企画です。
9月号は、「星組宝塚大劇場公演『柳生忍法帖』～柳生十兵衛伝説と史実の間～」というテーマであり、天才剣士とうたわれる柳生十兵衛（やぎゅう・じゅうべえ）について、歴史家として、また、同じ新陰流系のタイ捨流免許皆伝者として、加来がインタビューを受けさせていただくこととなりました。史実と伝説に触れながら、謎めいた柳生十兵衛の生涯について語り、その人物像を探る内容となっており、インタビューの最後には、本公演『柳生忍法帖』についてのメッセージも寄せさせていただきました。
加来のインタビュー記事が、『柳生忍法帖』をご覧になられる方々、あるいはご覧になられた方々にとりまして、公演を一層楽しんでいただくための、一助となりましたら幸いでございます。
https://www.fujisan.co.jp/product/375/new/
この度、インタビュー取材のご依頼をいただきました宝塚クリエイティブアーツの皆さま、取材および記事作成におきましてお世話になりました日本写真印刷コミュニケーションズの向井佐織さまに、心より感謝を申し上げます。誠にありがとうございました。
（令和3年9月24日 加来耕三事務所 岡本あゆ美）