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山形にて加来が講演を行ってまいりました!

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去る6月12日(日)に、山形県鶴岡市のグランドエル・サンにて、「松ヶ岡開墾150年」の記念式と祝賀会が開催され、「幕末と荘内藩―松ヶ岡開墾150年を迎えて」と題して、加来が記念講演をさせていただきました。

荘内日報社のホームページ(http://www.shonai-nippo.co.jp/cgi/ad/day.cgi?p=2022:06:14:11130)にて、当日の様子が報じられておりましたので、加来の講演に関する記事を、以下に抜粋させていただきます。

式典に引き続き、テレビやラジオ番組出演など幅広く活躍する歴史家の加来耕三さんが「幕末と荘内藩―松ヶ岡開墾150年を迎えて」と題して記念講演。明治維新後に全国各地で行われた旧士族の授産事業に触れ、「多くが失敗する中、どうして松ヶ岡開墾が成功したのか。戊辰戦争で連戦連勝して負けなかった庄内藩の組織力と、藩校致道館で教えた徂徠学が基盤になっているのではないか」と述べた。また「明治維新は欧米列強支配から日本を守るため、薩長が中心となって中央集権化に突き進んだもの。庄内藩を賊軍とした薩長史観から脱却して、物事を考え、見つめ直すべきでは」と語った。

加来は、記念式後の祝賀会にもお招きいただき、記念の白ワインで乾杯するとともに、旧庄内藩士の家庭料理や地元の食材を取り入れたフルコースを味わいながら、150年という節目を皆さまと祝い合い、楽しいひとときを過ごさせていただいたようです。

もともと今回の式典は、昨年の秋に予定されておりましたが、長引くコロナ禍の影響で、延期となっておりました。そのため、今回、こうして開催することができ、およそ160名のご参加者の皆さまと祝杯をあげさせていただくことが叶い、加来の感慨もひとしおだったようです。

この度、加来をお招きいただきました松ヶ岡開墾場の皆さま、ご聴講くださいました皆さまに、心より感謝を申し上げます。誠にありがとうございました!

なお、松ヶ岡開墾場の歩みを伝える記念誌「松風萬古(しょうふうばんこ)」(松ヶ岡開墾場発行)も頂戴いたしましたので、当日のパンフレットとともに、こちらでご紹介させていただきます。この先も末永く、松ヶ岡開墾場の歴史や伝統が次代に受け継がれていきますことを、心より祈念しております。

(令和4年6月16日 加来耕三事務所 岡本あゆ美)

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