加来の新著『鎌倉幕府誕生と中世の真相 歴史の失敗学2――変革期の混沌と光明』（日経BP）が、6月初旬にいよいよ刊行となりました！ 3年ほど前に同社より刊行され、ご好評をいただき版を重ねております『歴史の失敗学 25人の英雄に学ぶ教訓』の第2弾となっております。
現在、大河ドラマの関連本は数多く出版されておりますが、本書は、鎌倉幕府誕生の前後だけでなく、古代の律令制から日本史を紐解き、藤原摂関家の繁栄と没落、院政のおこり、保元・平治の乱を経て武士が台頭していく流れなども丁寧に描いており、中世全体を俯瞰できる内容となっております。また、「日本」という国名はいつ、どのようにして誕生したのか、「ひらがな」「カタカナ」はどのようにして生まれたのかも解明しております。さらには、西行法師や運慶など、文化史に関連する人物も取り上げておりますので、日本の中世という時代を、広い視野で捉えていただけるかと存じます。
歴史好きの方はもとより、ビジネス・自己啓発書として、あるいは、NHK大河ドラマの予習・復習として、多くの皆さまにお手に取っていただけましたら幸いです。
なお、『歴史の失敗学 25人の英雄に学ぶ教訓』に続きまして、本書の表紙および挿絵も、中村麻美（まみ）先生が手掛けてくださいました！ 数々の美しいイラストを味わいつつ、読み進めていただけたらと存じます。
末筆ながら、既刊『歴史の失敗学 25人の英雄に学ぶ教訓』および『渋沢栄一と明治の起業家たちに学ぶ 危機突破力』でもお世話になり、本作もご担当いただきました日経BPの田中淳一郎氏に、改めまして感謝を申し上げます。誠にありがとうございました！
↓ 既刊本の情報はこちらから ↓
https://bookplus.nikkei.com/atcl/catalog/19/275950/
https://bookplus.nikkei.com/atcl/catalog/21/281450/
（令和4年6月9日 加来耕三事務所 岡本あゆ美）