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歴史に学び、未来を読む

『味のカレンダー 2019年版』発売のお知らせ!!

皆さまは、株式会社味の手帖が刊行する『味の手帖』を、お読みになったことはございますか。月刊『味の手帖』は、上質な食文化を追求する食通のための情報誌であり、食事をこよなく大切に考える方や、美食家の財界人・文化人の方々による対談やエッセイ、食紀行、厳選店紹介など、バラエティに富んだ内容が掲載されております。

 「食」をテーマとするこちらの情報誌は、一見、歴史家である加来とは縁遠いと思われる方もおられるかもしれませんが、実は加来も、コラムを毎月掲載させていただいております。「食のタイムトラベル」と題し、歴史上の人物と、その人物のゆかりの食材について記したコラムであり、ご好評をいただきつつ、気が付けば7年余りに……。歴史好きの方々はもとより、そうでない方も、「食」を通して歴史に興味を持っていただけるのではないかと思います。
 毎月、歴史上の人物や食材を取り上げているため、その舞台となっている地域も様々です。そのため、お住いの地域や、慣れ親しんだ食材に、「実はこんなエピソードがあったとは!」といった発見もあるかもしれません。
 ちなみに、加来の連載は、2018年11月号で86回を数え、今回のテーマは「陸援隊長・中岡慎太郎が奨励した、“柚子”の効能」となっております。

 さて、この度は、『味の手帖』から生まれた、『味のカレンダー 2019年版』についてご案内させていただきます。こちらは、文庫本サイズの日めくりカレンダーとなっており、1日ひとつ、旬の素材や料理を取り上げ、イラストと短文で紹介したものです。その時期のおいしいものや旬のものが分かり、知識やうんちくも得られるため、毎日の食事や暮らしが、一層楽しくなるかと存じます。また、日めくりとして使用したあとは、読みものとして、何度もお楽しみいただくことができます。
 日ごとにコメントを寄せておりますのは、『味の手帖』の連載でおなじみの皆さまであり、ありがたいことに、今回は加来も、毎月1日分(計12日分)の執筆を担当させていただきました。こちらでは、リンゴ(松平春嶽)をテーマとした、1月21日のページをご紹介させていただきます。他にも、ビール(榎本武揚)、ベーコン(伊藤博文)、長州鮨(高杉晋作)、古酒(ペリー)、鮭の子籠(伊達政宗)といったように、旬の食材を、歴史上の人物や出来事にまつわるエピソードとともにご紹介しております。

 商品詳細およびご購入につきましては、下記ホームページをご覧いただければと存じます。ご購入いただきました際には、毎月、加来のコメントにもご注目いただけますと幸いです。

【株式会社味の手帖 『味のカレンダー』

(平成30年11月13日 加来耕三事務所 岡本あゆ美)

 

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