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福井の情報誌『月刊URALA』10月号に、期待の後藤ひろみさんが登場!!

 本年、創刊30周年を迎えた福井の情報誌『月刊URALA』(株式会社ウララコミュニケーションズ発行)の2018年10月号にて、福井県立歴史博物館特別展「幕末維新の激動と福井」の特集が6ページにわたって紹介され、福井県立歴史博物館学芸員・大河内勇介さんと一緒に、後藤ひろみさんが和服姿で登場し、おふたりのコメントやお写真が多数掲載されました。

 こちらのコーナーでも度々ご紹介させていただいておりますように、福井出身の後藤ひろみさんは、福井の歴史をはじめ日本史全般に造詣が深く、「ふくい歴女の会」の会長も務めておられます。加えまして、加来が企画・構成・監修をさせていただいている、ポプラ社の「コミック版 日本の歴史」および「学習まんが 歴史で感動!」シリーズにおいても、原作を幾つも手掛けていただいております。
 一方で後藤さんは料理の達人でもあり、福井市のベーカリーカフェ「たねと、はっぱ。」や、福井県立歴史博物館内の「歴博茶房 ときめぐる、カフヱー。」も経営されている女性実業家。そしてこの度、同館の特別展「幕末維新の激動と福井」の見どころについて、『月刊URALA』の特集で熱く語っておられました。

 後藤さんがご紹介されている「歴女萌えポイント」は4つあり、まずは、後藤さんが愛してやまない、越前福井藩の名君・松平春嶽とハイタッチができるという「松平春嶽手形ならびに惜別和歌」。次に、春嶽のブレーンであった橋本左内が15歳の時に志を記した「啓発録」の原本。続いては、左内が人材登用の基本理念を記した「橋本左内書幅」(初公開)。そして最後は、着用して写真撮影可能な「伝橋本左内紋服」。いずれも必見ですね!

 さらに、展覧会鑑賞後の楽しみであるミュージアムグッズについてもご紹介。館内の「歴博茶房 ときめぐる、カフヱー。」を経営される後藤さんが手掛けられたグッズは、「春嶽ブレンド」「左内ブレンド」「公正ブレンド」というドリップコーヒーパックです(以前、こちらのコーナーでご紹介させていただきました通り、先日、弊社にもお送りくださり、スタッフ一同でおいしくいただきました)。ほかにも、特別展オリジナルグッズが目白押しのようです。

 グッズだけではなく、書籍も充実しており、上記の「コミック版 日本の歴史」シリーズのうち、後藤さんに原作をご担当いただいた『松平春嶽』をはじめ、『橋本左内』『由利公正』『横井小楠』といった福井ゆかりのタイトルを販売していただいているそうです。余談ながら、これらの書籍のそばに、加来の著書『1868 明治が始まった年への旅』も並べていただいており、10月8日(月)に同館を訪れました加来の目の前で売り切れとなり、大変ありがたく思ったようです。

 なお、後藤さんとご一緒に『月刊URALA』に登場されている大河内さんは、加来によりますと、福井の歴史を担う次世代の逸材とのことで、知る人ぞ知る村田氏寿(うじひさ)の研究をされているとのこと。福井県観光営業部文化振興課の職員として、県立歴史博物館に出向されておられますが、歴史に専念すれば、素晴らしい研究者になる、というのが加来の見立てでした。

 特別展「幕末維新の激動と福井」は、本年11月4日(日)まで開催中ですので、福井ご在住の皆さま、福井へのご旅行を予定されている皆さまにおかれましては、ぜひ足を運んでみられてはいかがでしょうか。加来によりますと、全体の構成が計算されていて、展示を見学しながら、幕末維新の流れが、実によく理解できるとのことです。
 加えまして、加来が一緒に見学させていただいた後藤ひろみさんと、福井新聞社編集局文化生活部長の泉志穂さん(福井新聞紙上での加来の連載小説『鸞翔ぶ』のご担当)が「伝橋本左内紋服」を着用された凛々しいお姿も、こちらで紹介させていただきます。お二方とも、非常にお似合いですね!

 なお、ご来場される際には、『月刊URALA』10月号をお手に取っていただき、後藤ひろみさんが紹介しておられる見どころや「歴女萌えポイント」を予習していただければ、展覧会をさらに楽しんでいただけるのではないかと存じます。

【URALA 公式ホームページ】

(平成30年10月18日 加来耕三事務所 岡本あゆ美)

 

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