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福井県の越前町立図書館にて、「幕末明治マンガフェア」開催中です!!

 このコーナーでも何度かご紹介させていただいておりますように、現在、福井県では「幕末明治福井150年博」が開催されております。
 こちらの一環といたしまして、越前町立図書館では「幕末明治マンガフェア」を実施しており、中でも、歴史資料館と併設されている織田分館では、幕末明治期をテーマとした2000冊以上の歴史系マンガが展示されているそうです。さらに、様々なイベントも予定されており、そのひとつとして、去る7月21日(土)に、後藤ひろみさんによる、「歴史マンガの作り方」と題した講演が行われました。

 後藤さんは、ご自身で原作を担当された歴史マンガを例に挙げ、どのように作られていくのかを、おもしろく分かりやすくお話されたそうです。普段は、目にすることのできない「ネーム」(コマ割り・構図・セリフ・キャラクターの配置などを大まかに記した設計図のようなもの)も披露し、小学生の皆さんが興味深そうに眺めていたようです。

 後藤さんは、福井高専ご卒業後、東洋紡(大阪)へ入社し、赤外線を使った有機物の構造解析に従事されました。また、料理の達人でもあり、現在は、福井市のベーカリーカフェや県立歴史博物館内のカフェなども経営。その一方、福井の歴史にも精通しておられる後藤さんは「ふくい歴女の会」の会長も務めておられます。

 余談ではありますが、上記の講演で後藤さんが取り上げた歴史マンガというのが、実は、加来が企画・構成・監修いたしました、コミック版日本の歴史60巻『幕末・維新人物伝 松平春嶽』と、64巻『幕末・維新人物伝 篤姫』なのです! 歴史をこよなく愛する後藤さんの情熱がつまった2冊ですので、ぜひ、お手に取ってお読みいただけますと幸いです。
 ちなみに、この秋刊行予定の『戦国人物伝 大谷吉継』の原作も、後藤さんにご担当いただいておりますので、乞うご期待くださいませ!

 なお、越前町立図書館の「幕末明治マンガフェア」は、平成31年(2019)2月28日(木)
まで開催されており、歴史系マンガ2000冊の展示は、本年12月2日(日)まで実施されておりますので、ご興味をお持ちの方は足を運んでみてはいかがでしょうか。

(平成30年7月27日 加来耕三事務所 岡本あゆ美)

 

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