来たる2月6日（日）に、『歴史人』2022年3月号（ABCアーク発行）が発売となります！
今回は「保存版特集 日本史の名言400」と題する特別版となっており、中でも、「歴史家・歴史作家が愛する 英雄たちの言葉」という特別インタビューが目玉企画となっております。これまでも、加来が歴史番組で度々ご一緒してきた大石学氏、小和田哲男氏、河合敦氏（50音順）といった錚々たる顔ぶれの8名が選ぶ、日本史上の名言とその解釈、歴史的背景などが紹介されております。ありがたいことに、加来もそのひとりとしてご依頼をいただき、名言を選ばせていただきました。
加来が選んだ名言のひとつめは、戦国時代、東の本多忠勝と並べ称された、「西国無双」の猛将の言葉です。生涯無敗とも言われ、隠れファンも多いこの武将の名言を、まずご紹介させていただいております。九州にゆかりのある方は、すぐに思い当たったかもしれません。ぜひ、紙面でご確認いただけましたら幸いです。
続いてふたつめは、物理学者・随筆家の寺田寅彦氏の言葉です。加来のモットーでもある「歴史に学び、未来を読む」と重なる名言を取り上げさせていただいております。
最後は、日本人として初めてノーベル賞を受賞した、かの有名な物理学者・湯川秀樹氏の名言です。「科学の歴史は裏から見れば失敗と停滞の歴史でもある。〈中略〉早い段階での失敗を恐れてはならない」という、科学分野に限らず、今日を生きる私たちすべての背中を押してくれるような、大変力強い言葉です。
なお、ほかの歴史家・歴史作家の方々は、織田信長、明智光秀、豊臣秀吉、徳川家康、武田信玄、坂本龍馬、高杉晋作、岩崎弥太郎など、日本史を動かした偉人たちの名言を紹介されております。加えて、文献から探る名言、偉人たちの名言ランキングなど、興味深い記事も多数掲載されておりますので、加来の名言三選とともに、ぜひお楽しみいただけたらと存じます。
この度、加来へのご依頼をいただきました、『歴史人』編集部の金井洋平氏に、心より感謝を申し上げます。誠にありがとうございました！
（令和4年2月4日 加来耕三事務所 岡本あゆ美）