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中公新書ラクレ『立花宗茂 戦国「最強」の武将』が間もなく刊行!!

 加来が〝戦国最強〟と信じる、立花宗茂について語るようになってから、何年が経ったでしょうか。
 ポプラ社の「コミック版日本の日本の歴史シリーズ」(第68巻)では『戦国人物伝 立花宗茂』(第68巻)を刊行すると同時に、大好評をいただき、柳川市と隣接するみやま市では、各学校の図書館に収蔵されています。

 さらには、RKB毎日放送でレギュラー出演させていただき、大いに立花宗茂について語らせていただいた「加来耕三が柳川で大河ドラマをつくってみた」は、様々な方のお力添えを得て、その「超拡大! 放送尺22倍SP」は第57回ギャラクシー賞ラジオ部門で、栄えある優秀賞を賜りました。この10月からは、「シーズン2」と題して、引きつづき立花宗茂の事績とその意義、魅力を、さまざまなかたちで(緊急事態宣言の狭間で、ゆかりの地へのロケも鋭意敢行!!)、語らせていただいております。
 ラジオ放送は毎週金曜日、昼の12時20分~12時35分。

 そうした成果がついに、1冊の本となってまとまり、完成いたしました。
 中公新書ラクレに収めれることとなった新刊『立花宗茂 戦国「最強」の武将』(中央公論新社刊)です!!

 来年(令和3年〈2021〉)1月7日(木)前後には、書店の店頭に並んでいると思われます本書は、出版社である中央公論新社の紹介文によりますと、

 九州を舞台に活躍した戦国武将、立花宗茂。優れた指揮能力を備え、武術の達人だった宗茂は、島津征伐や朝鮮出兵など、激戦を重ねて生涯無敗。「立花の三千は他家の一万に匹敵」と言われ、秀吉も「日本無双」と絶賛した。関ヶ原の戦い後に一度は牢人の身になるも、徳川家に取り立てられると、大坂夏の陣などで活躍。再び大名としての地位を与えられ、ついには旧領復帰を果たす。関ヶ原の戦いで改易された大名で、旧領に大名として復帰できたのは宗茂ただ一人という、波瀾過ぎる人生から圧倒的な人気を誇り、地元福岡県柳川市では「大河ドラマ化招致応援委員会」が立ち上がっている。今回そのドラマティックな生涯を、柳川観光大使を務める歴史家・加来耕三氏が独自の視点で描き出す。混沌たる今こそ、日本史最強武将の生涯に学べ!

 とあります。

 文字通り、実戦では負け知らずであった立花宗茂は、関ヶ原の戦いでも大津城を陥落させるなど活躍しながら、彼の属した西軍が関ヶ原本戦に敗れたために、領地の柳河(現・福岡県柳川市)を失います。
 しかし彼は20年を経過して、再び柳河藩主に返り咲き、捲土重来を成し遂げるのです。
 こうした宗茂の負けない、へこたれない、前向きな精神は、コロナ禍のため先行きがみえない今の日本人に、大きな活力を与えてくれるものではないでしょうか。

 皆さま、ぜひ書店で、お手にとって、ご覧ください。

【立花宗茂 戦国「最強」の武将】

(令和2年12月25日 加来耕三事務所 髙井岳)

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