安倍晋三首相の辞意を受けての自由民主党の総裁選が、9月14日(月)に迫ってまいりました。
立候補者は菅義偉(すが・よしひで)内閣官房長官、岸田文雄(きしだ・ふみお)党政調会長、石破茂(いしば・しげる)元・党幹事長の3人。
巷では、さまざまな予想がなされているようですが、加来も9月11日(金)付の「日刊スポーツ」にて、この総裁選を戦国史になぞらえて、とコメントを求められ、返答させていただいております。
加来は、〝本能寺の変〟における織田信長の横死を受けての、羽柴(のち豊臣)秀吉の〝中国大返し〟から山崎の大合戦、その後の織田家の後継者を選ぶ清洲(清須)会議までを例えに返答いたしました。
ニュース・報道等によれば、安倍首相が辞意を表明した8月28日(月)に、新潟入りし、東京にいなかった岸田政調会長を、戦国の世では、山崎の合戦と清洲会議に間に合わなかった織田家の宿老・滝川一益(たきがわ・かずます)になぞらえているようですが、加来はこれを受けて……。
記事によりますと、巷では岸田氏と、NHK大河ドラマ「秀吉」「真田丸」の2作で滝川一益を演じた俳優・段田安則(だんた・やすのり)さんの顔が、似ているのではないか――ということから連想して、岸田氏≒段田安則さん≒滝川一益、さらには織田家継承者決定争いにおける滝川一益の行動……これらを繋ぎ合わせて、「岸田氏は滝川一益だ!」と囃し立てる人も多いようです。
ですが、加来はあくまでも歴史の合わせ鏡でお答えしました。
仮に岸田氏が滝川一益ならば、菅官房長官と、石破元幹事長は、誰になぞらえることこができるのか――。
ここからは、ぜひ「日刊スポーツ」本紙を楽しみに、ご覧ください。
(令和2年9月11日 加来耕三事務所 高井岳)