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歴史に学び、未来を読む

元首相・細川護熙氏からのおたよりのご紹介です。

加来が日頃より、様々な史料収集などでお世話になっております、公益財団法人永青文庫(東京都文京区)の理事長・細川護煕(もりひろ)氏より、この度、加来宛におたよりを頂戴いたしました。

言わずと知れた元内閣総理大臣の細川氏は、絵画や陶芸などを幅広く手掛けるアーティストでもあり、去る6月には東京・銀座にて、細川護熙展「明日への祈り」を開催されたことが、おたよりに綴られておりました。

本展覧会は、ロシアによる侵攻で、多大な被害を受けているウクライナの悲惨な現状に胸を痛められた細川氏が、ウクライナ支援のために企画したチャリティー展覧会でした。細川氏の過去の作品に加え、侵攻後に制作された新作も含めて展示・販売し、ウクライナへの義援金を募ったそうです。

朝日新聞のインタビューの中で、高齢の自分は義勇兵になって現地に向かうことは叶わないため、何かできないものかと考え、今回の展覧会を思い立ったと、細川氏は語っておられました。また、安土桃山時代から江戸時代前期にかけての沢庵和尚の「百戦百勝するも、一忍にしかず」という言葉を細川氏は引用し、百戦百勝するよりも、ひとつの忍耐で平和に事を治める方が良い、ということも訴えておられます。

チャリティー展覧会に関する朝日新聞のインタビューは、以下より、全文が無料でお読みいただけますので、ぜひご覧いただけたらと存じます。

【朝日新聞デジタル】https://webronza.asahi.com/politics/articles/2022060100005.html?page=1

あわせまして、細川氏からのおたよりも掲載させていただきます。

このようなご活動をされていらっしゃる細川護煕氏に、心からの敬意を表しますとともに、おたよりにてお知らせいただきましたことに、感謝を申し上げます。誠にありがとうございました。ウクライナ侵攻が1日も早く収束いたしますことを、加来とスタッフ一同、細川氏とともに祈念いたしております。

(令和4年7月25日 加来耕三事務所 岡本あゆ美)

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