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読売新聞掲載の加来の記事が、ブックレットとして出版されます!!

 およそ1年前になりますが、平成30年(2018)1月27日(土)に、読売新聞の特集記事「維新150年」におきまして、加来のコメントが掲載されました。
 こちらは、明治維新150周年を記念して連載されていた特集であり、加来が担当させていただいたテーマは「彰義隊」――鳥羽・伏見の戦いの戦いに敗れて朝敵とされた徳川慶喜の汚名をすすごうとして、同志により結成された抗戦集団です。彰義隊は上野戦争で新政府軍に敗れることとなり、「戦死之墓」と刻まれた墓碑が、上野公園の西郷隆盛像近くに、今も立っております。木々の中にひっそりとたたずむ墓碑のそばに寄ると、にぎやかな上野公園の中にいることを忘れてしまうほど、静けさと独特の空気が漂う空間となっております。

 上記の特集記事におきまして、加来は「上野は旧幕府勢力の反転攻勢の鍵を握っていた」と、コメントを寄せております。なぜならば、新政府軍は地理に疎く、夜、彰義隊にゲリラ戦で放火されたら、対処するのが困難であったためです。品川沖には旧幕府軍の艦隊、北関東にも旧幕府軍の脱走兵たちが展開していました。扱いを誤れば、江戸無血開城の成果は、全て失われたかもしれません。
 しかし、新政府軍は火計を警戒して雨中での即日決着を企て、最新兵器のアームストロング砲も投入してかく乱させ、彰義隊は総崩れとなりました。
 このような戦術や戦略を立てたのは、新政府軍の実権を握っていた大村益次郎であり、加来は彼の評価を述べて、コメントを締めくくっております。

 ちなみに、加来の処女作は『真説 上野彰義隊』(NGS)であり、大学の卒業論文をもとに、執筆したものでした。25歳の時の作品で、その後、中央公論社の文庫に入りました(残念ながら、現在は品切れとなっております)。このように彰義隊は、加来が長らく研究を続けておりますテーマのひとつですので、今回、コメントを寄せさせていただけましたことを、加来は大変光栄に存じております。

 特集記事「維新150年」は、先月で連載が終了となり、この度、計79回分を収録したブックレットとして出版されることとなったそうです。今月中に発行予定であり、1冊540円(税込)で販売されますので、ご興味をお持ちの方は、ぜひお手に取っていただければと存じます。

読売新聞彰義隊ブックレット
読売新聞彰義隊ブックレット

【読売新聞 公式ホームページ】

   (平成31年1月10日 加来耕三事務所 岡本あゆ美)



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