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歴史に学び、未来を読む

『幸福の足袋 福井への旅』のご紹介です。

この度、福井におけるグリフィス研究の第一人者でいらっしゃる細谷龍平先生より、『幸福の足袋 福井への旅』(株式会社ウララコミュニケーションズ)を弊社にご恵送いただきました。

ウィリアム・E・グリフィスは、アメリカ出身のいわゆる「お雇い外国人」であり、明治初期から福井と東京にて教鞭をとりました。帰国後、日本の紹介に尽力したグリフィスは、教師のみならず、著述家、日本・東洋学者、牧師としても知られています。

本作の著者でいらっしゃる細谷先生は、外務省に長く在籍され、ユネスコ事務局官房長、駐マダガスカル大使を経て、現在は、福井大学国際地域学部の教授や、公益財団法人日下部・グリフィス学術・文化交流基金の理事長を務めておられます。

グリフィス研究の大家でいらっしゃる細谷先生が、クリスマスシーズンに先立って刊行された本作は、グリフィスが福井で開いた日本初の公のクリスマスパーティーを題材とした物語です。史実をベースにして、創作を巧みに織り交ぜ、真の幸福とは何かを読者に問いかける作品となっております。全国の皆さま、中でも福井の皆さまにおかれましては、ぜひお手にとっていただきたい1冊です。

なお、「あとがき」におきまして、「歴史小説のあり方などについて重要なご助言をいただいた」として、加来耕三の名を記してくださっており、加来は大変恐縮しておりました。この度は、素敵な作品を頂戴いたしまして、誠にありがとうございました。

(令和4年11月24日 加来耕三事務所 岡本あゆ美)

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